災害時の太陽光発電設備の活用

長雨により各地で災害が起こり、土砂崩れや浸水の被害が広まっています。
被災された方々の一日でも早い復興を心から願っています。

雨による水害では、雨が収まっても、電気の復旧までに時間がかかったり、
地域によっては土砂崩れで復旧の目途が立たないなんてこともあります。

太陽光発電設備には、停電時に役立つ機能として「自立運転」という機能があり、
系統側が停電してもパワーコンディショナから電気供給することができます。

2018年に発生した北海道胆振東部地震では、電柱が倒れるなどで停電が発生しましたが、
多くの方が自立運転機能を活用し、停電時でも電気を使うことができたようです。
しかし、一方で自立運転を使えなかった方もいたのも事実で、
太陽光発電設備を設置した方の約15%が自立運転機能の存在や使い方が分からなかったなどで使うことができなったようです。

近年、毎年「~年に一度の災害」という言葉をよく聞きます。
災害が多くなっている昨今、一度、ご自宅のパワーコンディショナの使い方を確認してみるとよいのではないでしょうか。

また、太陽光発電設備には、メンテナンスが必要です。
メンテナンスを怠ると、いざという時に使えないなんてこともありえます。
当社では、メンテナンスも行っていますので、お困りがあれば問い合わせフォームにてご連絡ください。

参考記事:「JPEA:災害時における太陽光発電の自立運転についての実態調査結果」http://www.jpea.gr.jp/topics/181018.html

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